頭首工通水式

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2017年5月11日(木)

頭首工「通水式」・まもなく田んぼに水が引かれ、玉ねぎ畑での散水が始まります

 常呂川の上流(西富付近)に、川をせき止め、用水路に水を流し田んぼに水を引く大きな頭首工があります。今では田んぼだけではなく、玉ねぎなどの野菜への散水などに、安定した水の供給が欠かせません。その頭首工や用水路は土地改良区が管理しています。

 5月10日午前11時、青空のもとで訓子府神社の宮司さんをお迎えし、土地改良区役員や水門監視員、農協役員、農業共済組合役員が見守る中で「通水式」が行われ、五穀豊穣の秋を関係者全員で祈願しました。

 我が国の農村風景は水が満杯になった田んぼに植えられた稲を思い浮かべます。訓子府町も昭和50年275戸を数えた水稲耕作者も、現在では14戸に激減しています。水稲の耕作面積が431haから66haへ、一方で玉ねぎの耕作面積は555haから1,407haに増えています。田んぼが減っても、干ばつ気味の天候に散水が必要な玉ねぎ畑が増え続け、用水を管理する土地改良区の役割は、益々重要になってきています。

頭首工通水式
◯頭首工通水式風景

水門開口作業
◯取水ゲート開門風景