台風7号で訓小のシンボル「楡の木」倒壊

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2016年08月19日(金)


台風7号による暴風雨で訓子府小学校のシンボル「楡の木」倒壊     子ども達の安全確保のために伐採処分をしました

 8月17日夕方から雨が強まり、強風が吹き荒れました。午後8時頃、町内巡視のパトロールをしていた町職員から「訓子府小学校正面の楡の木が倒れ、危険な状態です」と通報が入りました。放置すると危険との判断から職員が朝まで安全を見守りました。

 翌朝集まっていただいた方々(議会代表、教育委員、学校関係者)から、無残に変わり果てた楡の木に愕然とし、ため息がもれました。それもそのはずです。樹齢300年に及ぶ楡の木は訓子府の歴史とともに歩み、特に訓子府小学校の卒業生や児童にとってはシンボル的存在でした。町の保存樹木としても指定され、これまでに何度も樹木医の診断を仰ぎ、治療を施してきただけに残念でたまりません。

 子ども達の安全確保のため、午前中に伐採し処分されました。太い巨木の幹は空洞化が激しく、チップ材にもならない状態でした。中には数匹のコウモリが生息しており、そっと近くの楡の樹に移しましたが、無事を祈るばかりです。多くの町民からは驚きと「残念!」の声が寄せられています。

訓小 楡の木


こうもり