広聴活動「車座トーク」を終えて

町長室

町民のみなさまへ

町長の顔

2016年7月7日(木)


「第6次総合計画策定」と「新スポーツセンター建設」で活発な意見
今年の車座トーク 

 
町の広聴活動の一環である「車座トーク」は、前身である「青空町長室」を含め歴史が古く、戦後全国的に展開された「青空公民館」をイメージして始まりました。それでも最近は開催自治会の固定化が目立ち、なかなか町内全体の自治会で開催することができませんでした。
 でも今年は少々勝手が違い、第6次総合計画策定に当たり「向こう10年間のまちづくり」と「新スポーツセンター建設関係」で、私どもから開催を強くお願いしてきたこともあり、2月3日の駒里実践会を皮切りに7月5日の福野実践会まで、実に17自治会(10町内会、7実践会)で開催することができ、活発な意見が出されました。

  第6次総合計画策定については、昨年10月に行ったアンケート結果に基づき、「企業誘致や雇用の確保」「人口減少社会と町の未来」「町の財政は大丈夫か」「農業と後継者問題」「住宅の確保が急務」「120年キャラクターのぬいぐるみを作って」など多数の方から意見が寄せられました。

 スポーツセンターの建て替えについては、耐震診断でIS値(耐震指標)が0.04という数値が出され、法律での改修判定基準の0.6以上を大きく下回り「震度5強の地震で倒壊の恐れあり」という診断結果を受けたことから「スポーツセンター建設に向けての説明」を行い、約9割の方が「危険な建物を放置することはできない」「身の丈に合った規模を」「後々後悔をしない規模の建物を」などの賛成意見が出されました。
 また一方で、「こども園に続く大型投資で、財政は大丈夫なのか」「訓子府は活断層がないから建て替えをしなくても大丈夫ではないか」などの厳しい意見も出されました。

 町はこれらの意見を参考として今年の12月をめどに、平成29年度から平成38年度までの第6次総合計画の策定をめざします。
 また、スポーツセンターは現在地での建設と実施設計に向けて、検討資料となる三つの案を作成し、町民の皆さんとの意見交換を行いながら基本設計を進めていきます。いずれも町民参画・参加を基本に、さらなる一歩を踏み出すことになりました。

東幸町車座トーク

東町車座トーク