本町の基幹産業である農業は、一戸当たりの平均経営面積は23.13ヘクタールとオホーツク管内の平均規模を下回っていますが、限られた面積の中で生産性の高い集約的な経営が展開されています。
玉ねぎ・畑作三品(馬鈴しょ・小麦・てん菜)・酪農といった経営形態を基本としつつ、水稲、豆類、加工用スイートコーン、メロンをはじめ、栽培されている作物は多岐にわたります。
農家戸数は、令和6年で254戸と減少傾向が続いており、後継者不足による離農や就農者の高齢化という課題を抱えていますが、オホーツク管内の中では農家子弟の後継者に恵まれJA青年部員数も約60人おり、近年では他産業に従事したあと、実家に戻り経営を引き継ぐUターンも見られるようになっています。
また、従来から土地改良事業に積極的に取り組んでおり、農業者個々の経営努力などもあり、令和5年農業生産額では約169億円となっています。