【町長からのお知らせ】第4回定例町議会終わる、吹き荒れる暴風雪  

第4回定例町議会終わる

 12月11日に第4回定例町議会が3日間の日程を終了しました。

 本議会は物価高騰対策として低所得者対策である福祉灯油助成1万1千円を提案したほか、追加提案では現在話題となっている「おこめ券」などの国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を財源とした食品対策として一人5千円のメロン商品券を配布、12日に引換券を発送し12月22日から商工会で引き換え、町内事業所で使用できることとなります。物入りの年末を迎え少しでも早く町民の皆さんの手元に届くよう最速で実施しているところです。

 また、1月中旬以降に実施となりますプレミアム付商品券は1冊3千円の買い物ができる商品券を2千円で販売、一人5冊まで購入できます。メロン商品券に継続し切れ目のない生活者支援のほか、町内事業者支援も目標としているところであります。

 また、物価高子育て対応応援手当金を18歳未満のお子さんのいる世帯に一人2万円を支給、いわゆるプッシュ型で支給予定です。

 そのほか、公約のひとつであったまちづくり株式会社「株式会社“ぷ”」への出資金500万円を計上、スタートはワイン用ブドウ「山幸」を残し離農した跡地でのワインを軸とした展開、街中ではスナック跡地を活用した集まる場としてのスナック、営業許可のあるシェアキッチン、簡易宿泊所など「継ぐ」をテーマにスタートを切ります。出資目標は2,750万円であり、年明け2月より出資を募る予定であります。いずれにしましても地域おこし協力隊による運営をめざして、地域活性化起業人をプロデューサーに様々な事業展開に期待をしているところです。

 いずれの議案も原案通り可決されています。

吹き荒れる暴風雪

 15日は未明からの暴風雪により除雪車が一度いれたものの警報級の暴風、大雪により1メートルを超える吹き溜まりや60㎝を超える降雪により、前日夕方に小中学校の臨時休校など町の生活は麻痺状態にあります。

 12月中の降雪は近年では珍しく、1メートル近い降雪はほとんど初めてなのかと思うほどです。ちなみに昨冬の除雪車始動は12月31日で、さむさむまつりの大雪像が製作されないなど記録的な小雪でした。

 本年は記録的な猛暑と干ばつが続き、農業者には厳しい年でありました。地球温暖化を要因とする異常気象なのでしょうか、夏の少雨の帳尻合わせなのかわかりませんが何か異変が起きていると感じるのは私だけでしょうか。

 被害状況は確認できていませんが、玉ねぎ育苗ハウスはすでにビニールが張られています。被害がないことを祈っています。

 本年最後の投稿です、一年間ありがとうございました。また、明るく輝かしい新年をお迎えできるよう願っています。

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(令和7年12月15日 訓子府町長 伊田 彰)

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