さっぽろレインボープライド2025に参加して
「レインボープライド」って何?あまり聞きなれないイベントかと思います。
さっぽろレインボープライドは、LGBTQなどの性的マイノリティを含むすべての人が暮らしやすい社会にしていくために行われているイベントで、9月13日はステージショーやブースが出され、14日にはパレードが行われました。
今年のメインテーマはOpenMind(みんな違っているよね、あなたもわたしも自分らしく生きることができるように)、OpenWorld(心開けば世界が変わる、あらゆる人たちが公平な世の中で暮らせるように)として25回目の開催を迎え、パレード参加者889人、来場者2万5千人と13日は降雨、14日強風と天候には恵まれなかったなかでも多くの共感を得られたと思います。
私も初めて参加させていただきました。パレードでは889人が6班に分かれ、大通りを西3丁目から西9丁目まで、その後、札幌駅前通りをまわり、先頭のトラックステージにはまちゃまちゃとてるまゑ・ノエビアの音頭とトークで盛り上げ、当日はさっぽろオータムフェストの最初の週末でもあって多くの沿道の方が応えていただきました。
訓子府町は北見市を中心都市とし、美幌町、津別町、置戸町と北見地域定住自立圏形成協定を締結し、令和7年4月1日から一方または双方が性的マイノリティである2人が、パートナーとして宣誓書を届け、町が証明する「パートナーシップ」、またパートナーシップにある2人とその一方または双方の親族が家族として認められる「ファミリーシップ」を定住自立圏の1市4町で届け出をすることで婚姻制度とは異なる(法的効力はありませんが)性的マイノリティの方の生き方を応援し、多様な性や人権のあり方が尊重される社会の実現を目指しています。
パートナーシップ制度は「パートナーシップ制度自治体間連携ネットワーク」に登録されている全国284自治体(令和7年10月1日時点)、またファミリーシップ制度は北見地域定住自立圏の自治体間で転居する際には転居先での宣誓書の届けなく引き続き自治体の証明がなされるようになっています。
今回は多くの当事者の方ともお会いするなかで生きづらい社会であることを感じてきたところです。
町民の皆さん頑張っています!!
全国大会出場、全道大会結果報告
全日本ホルスタイン共進会北海道大会へ本町の乳牛6頭が出場
10月7日には、第16回全日本ホルスタイン共進会への出場を勝ち取った5戸6名の酪農家の方ときたみらい農協の齊藤専務が来庁され、全国大会に向けての抱負などをお聞きし全国制覇に向けて激励をしました。
9月20日に訓子府町字実郷にある北見管内畜産総合施設で催された第73回北見管内総合家畜共進会が全国予選を兼ねて開催され、管内16部89頭の乳牛が体躯や姿勢を競い、きたみらい農協から13頭、そのうち本町からは6頭も選考され、10月25日、26日に安平町で開催される全国大会に出場が決定しました。
酪農情勢はウクライナ戦禍を契機に配合飼料の高騰や子牛価格の低迷など経営環境は非常に厳しい状態にありますが、酪農家の皆さんが手塩にかけて育成されてきた乳牛が全国切符をつかんだことは喜ばしいかぎりであります。そして日頃より大切に育てられたことに敬意を表します。全国でも「くんねっぷ」ここにありと有終の美を飾ることをお祈りします。
訓中ソフトボール部が全道大会へ出場
10月8日には訓子府中学校ソフトボール部のキャプテンと副キャプテン、教頭先生、監督が来庁され、9月26日、27日に石狩市で開催の新人戦であるミズノ旗争奪中学校女子大会への出場報告をしてくれました。大会結果は、残念ながら優勝したチームに1回戦で敗れましたが、3年生8名が抜けた後も1,2年生10名で訓中単独のチームを組むことができて頑張っています。
部員たちからは「精いっぱい頑張りました。また、一泊を共にしたことから下級生とはコミュニケーションを深めることができて良かったです」と笑顔で話されました。今年7月末の中体連では全道3位と健闘したことから、来年も全道大会出場をめざしてチームワークを大切に頑張ってほしいと思います。
(令和7年10月9日 訓子府町長 伊田 彰)