北海道横断自動車道早期建設促進期成会中央要請に参加
6月4日、5日に北海道横断自動車道早期建設促進期成会の中央要請があり参加してまいりました。
期成会は北見市長を会長に千歳市から北見市間、釧路市間の首長で組織されており、当日は北見市長、帯広市長、釧路市長、夕張市長のほか鵡川町長、本別町長と要請活動を実施しました。
国土交通省では吉井政務官、道路局次長、北海道局長に個別に財務省では東国幹政務官、地元衆議院北海道12区選出の武部文部科学省副大臣に要請、2日目は北海道7区篠田代議士、地元12区の川原田代議士のほか、面談要請が鈴木参議院議員、長谷川参議院議員、紙参議院議員、高橋参議院議員のほか道内選出衆議院議員、参議院議員に要請書を渡してきました。具体的な要請は千歳夕張間、占冠帯広間の4車線化、本別ジャンクションの釧路北見のランプ整備、足寄陸別、陸別小利別間の早期完成を中心に要請活動を行い、私からはオホーツクの玄関口である本町にとっては平成29年開通の陸別小利別から8年目を迎え、道内環状路線の一端である陸別までの21km、足寄陸別間30kmの早期完成、何よりオホーツクの農産物、水産物は全道一の生産、出荷量を誇り、日本の食糧基地であることを強調してまいりました。加えて昨年12月に釧路までが開通し道内10万人都市で道内札幌とつながっていないのは函館、北見のみであること、全国の高速ネットワーク整備率が90％を超えているなか北海道は70％程度でしかないことから集中した投資が必要であることを強調してまいりました。
また、18日に閉会した第2回定例町議会の一般質問では完成、開通までのビジョンが見えないとのご指摘もいただき、町民も未整備区間の解消を待ち望んでいることや進捗状況のお知らせなどが不足していたと痛感したところであります。
一方、7月には北海道横断道北見地区促進期成会（池田北見間）、遠軽北見道路、端野美幌高野、女満別空港網走間の要請が予定されており、これも管内の高速網の整備促進を地域の意見として伝え要請しなければならないと思います。
6月は作付けも一段落し各実践会で親睦行事が盛んです。15日は柏丘実践会の親睦焼肉に参加しました。柏丘は半世紀以上続いた班対抗ソフトボール大会が廃止されました。コロナ明けの昨年は実施したところですが年齢区分や元気の良いところが減ってきていることも一因かと思いますが、コロナの休止の影響かと穂波のバレーボールに続く伝統行事がなくなることは残念でなりません。
また、運動会シーズンも真っ盛り、5月31日の中学校、6月7日の小学校、21日はこども園です。この行事もコロナの影響で家族のつくるお弁当がない午前日程となってしまいました。少子化と言われ人数も減ってきていますが、子ども達の元気な姿は昔も今も変わらないと思いました。ひと昔前はビール片手に応援なんて姿が見られたのですが、共働きが増えたことや負担軽減など要因は様々ですがコロナ恨めしです。
作付け時期に天候不順により遅れていた作物も一部で雨が不足しているようですが順調に回復、生育状況も平年並みに戻ったようであります。豊穣の出来秋を期待するところです。
（令和7年6月20日 訓子府町長 伊田 彰）
