第45回くんねっぷふるさとまつり開催される
7月13日、14日に第45回ふるさとまつりが開催されました。13日は前夜祭として太鼓演奏で幕を開け、訓子府音頭による踊り、商工会売り出し抽選会、行灯パレードに続き納涼花火で前夜祭の幕を閉じました。
今年は前日の降雨も心配されましたが、気温20℃を下回るような涼しいなかで来場者が2千人弱と多くの方に来場いただき、地元有志を中心としたさまざまな屋台も好評でした。行灯パレードでは訓将会の神輿、地元少年団、各青年組織のほか能登半島地震の復興をお祈りする行灯も登場し私も1筆いれましたが、1日も早く日常を取り戻し、そして復興を心からお祈りしています。
また、今年は姉妹町である高知県津野町から池田町長、西元議長、川上副議長、農業委員会会長、会長代理が来町され、様々な交流をさせていただきました、14日の本祭では特産品の「米ナス」「あまとう」の700セットの無料配布や谷脇商工会長のほか3名も来町、津野町特産のお茶、味噌などを販売いただきました。
本町は明治30年に高知からの北光社移民団のうち13戸45人が大谷の地に入植したのが町の開拓のはじまりであります。先人の地である高知県の津野町(旧東津野村)とは平成13年に姉妹町を締結し、町民交流のほか小学生の交換留学、職員の交換研修、文化団体の交流など多岐に渡る交流を続け23年を迎えています。
14日の本祭は早朝の曇りから徐々に晴れ間がのぞき、開会式ではオホーツクブルーの青空が拡がり気温も27℃と屋外イベントには最高の天候となりました。
今年はコロナ感染症明け2年目となりましたが、今まで伝統のまつりを支えてくださっていたスタッフの減少などから、焼肉コーナー、チョコバナナが姿を消し、キッチンカーが多く出店されました。一部のキッチンカーは朝8時から15時まで行列が絶えないなど多くの店舗が売り切れ、完売状態となったようです。
昨年はメロン販売ができなかった状態から現在構想を進める「仮称まちづくり株式会社」と題して生産者の方のご協力で甘い「くんねっぷメロン」のカット販売も行っていただき満足度も高かったと思われます。
当日は来場者が他市町村からも含めて約5千人を超え、多くの皆さんにステージショーやSTV公開録音の歌と笑いのステージを楽しみ、夏の1日を過ごしていただけたのかなと思っています。(STVラジオでは7月29日午後6時30分から放送予定です。)
(令和6年7月26日 訓子府町長)