台風被害の爪痕

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2016年8月30日(火)

台風(7号、11号、9号)の被害と新たなる決意

 日本付近に発生した3つの台風は、オホーツク地方はもちろんのこと、本町にも大きな被害をもたらしました。8月25日現在の被害状況調査では、道路や河川の被害が45か所、農業被害は作物の冠水、土砂流入、作物や表土の流亡などが9,856アールと報告されています。特に訓子府川流域の被害は甚大です。

  8月20日から22日にかけ全職員へ自宅待機やパトロール、出動を指示、作った土のうの数は6,000個におよびました。20日(土)は、大雨により次々に寄せられる被災報告と救援要請に地域や企業、役場職員が協力し、深夜まで土のう積み作業が行われました。21日(日)の早朝7時には、課長会議開催とともに全職員の招集、女性職員は初めてのおにぎり、豚汁等の炊き出しが行われました。

8月30日、弥生、駒里、福野実践会の代表者や町メロン振興会代表が来庁され、早期の復旧と北海道をはじめとする関係機関への要請を強く求められました。さっそく、31日にオホーツク総合振興局へ地域の代表とともに要請活動を展開することにしました。

 今新たに台風10号が近づいてきています。この間、地域の方からも厳しいお叱りを受けたり、町職員の頑張りに感謝の言葉も寄せられています。反省すべき点は多々ありますが、今回の台風を契機に町民の安心、安全のために私たち職員が一致協力して、さらに信頼される災害対応に努めてまいります。 

災害写真
◯駒里地区の舗装道路路肩崩落
弥生、駒里、福野実践会代表者の要望活動
◯弥生、駒里、福野実践会代表者からの災害復旧要請