高橋知事へ要請しました

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2011年10月21日(金)

オホーツク地域づくり推進会議で高橋はるみ知事へ要請!

 10月20日(木)午後3時20分から網走市エコセンターを会場に高橋北海道知事と市町村長がさまざまな課題を話し合う地域づくり推進会議が開催されました。5分間という限られた時間でもあり、本町の数多い課題の中から4項目に絞って要請しました。

1.全道の首長と知事を結ぶホットラインを確立できないか。超多忙な知事であり   知事室長が電話かメールを受けることも含めて制度を確立できないか。緊急的な要請や情報交換など北海道がひとつに結ばれることが必要と考える。

2.9月18日に交通事故が発生し2名の方が亡くなられ、本町の交通事故死0の日は1806日で途絶えた。その後、3件の交通事故が発生し、オホーツク総合振興局、北見警察署ともども苦慮している。町長就任以来交差点への3灯式信号機敷設を要請しているが全道11か所の予算とか。予算の確保と制度の確立が必要であり私どもも応分の負担を覚悟するので前向きに検討していただきたい。

3.北海道北見農業試験場が設置されてから100有余年、同時にジャガイモが栽培されてから100年を超えている。独立行政法人になった農業試験場は地域農業に果たしている役割は大きい。最近ジャガイモに発生したシストセンチュウやそうか病に強い品種「スノーマーチ」の開発も素晴らしい。生産者がスノーマーチ普及のためにさまざまな活動を展開している。その取り組みは農協や行政を動かし市場が流通に乗せ、総合振興局などの主催で「スノーマーチ・フェスタ2011}を開催する。北海道北見農業試験場の取り組みに対し、たとえば品種、栽培改良などに訓子府町としても預託を考え、こうした動きをオホーツク管内のすべてに広げていただきたい。

4.原子力エネルギーが問われている時代、訓子府町では玉ねぎの表皮や間伐材、廃プラスチックを利用した新エネルギーの開発に成功した。しかし燃料製造の初期投資に数億円のお金が必要、何とか民間のこうした動きを支えるために補助制度がないか省庁を駆け巡ったが、むしろ予算削減の方向。北海道にも事業化に向けて力を貸していただきたい。

高橋知事はスノーマーチの応援、普及への協力を約束していただき、ホットラインの具体化を始め、交差点への信号敷設、さらに新エネルギーへの応援等、至急検討し後日、担当の職員(北海道総合政策部地域づくり支援局)を通じ回答することを約束していただきました。4年前にも知事のオホーツク訪問機会がありましたが、さらに前進した推進会議になったと思えてなりませんでした。

知事への要請