訓子府町を襲った台風12号の被害状況について

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2011年9月14日(水)

訓子府町を襲った台風12号の被害状況について

 今年は6月10日の降雹と大雨が弥生、福野、高園、柏丘地域に被害をもたらし、8月にも地域限定型の集中豪雨があり、さらに9月2日には台風12号の影響から総降水量90ミリに達しました。特に午後2時から午後5時までの3時間で46ミリを記録しました。午後3時の警報発令によって町職員によるパトロール、その後、男性職員全員が出動、消防署職員、地域の消防団員、地元建設業界にも出動要請を行いスーパー土嚢400個、1,000個を超える土嚢作製と、被災箇所への土嚢積み作業を行い被害を最小限度にとどめることができました。土砂流出等の道路被災が19路線、河川の越水など9河川、さらに農地被害面積は20.22ha、52件の被害件数が報告されています。作物の流出ではほとんどが玉ねぎ、今後の雨しだいでは玉ねぎや甜菜での滞水の影響や馬鈴薯の収穫作業にも遅れや腐敗なども心配されます。農地の基盤整備事業が進み高い生産力を誇る農業の町、訓子府町ですが森林環境の保存など課題は山積みです。とりあえず14日の定例議会で災害復旧関連補正予算33,711千円を組みましたが、今後、出来秋が心配される状況です。

災害写真