津野町で人事交流調印をしてきました

町長室

町民のみなさまへ

町長の顔

2011年7月27日(水)

高知県津野町との姉妹町締結10周年を記念して

 平成13年の姉妹町締結から10年が経過しました。
 今春の統一地方選挙によって本町の新しい執行体制、町議会議員も決まり表敬訪問も兼ねて議長、副議長と新たに選任された副町長、さらに教育長、総務課長とともに高知県津野町を訪問させていただいた。
 平成19年から町政担当を契機に小学生を対象に「交換留学制度」を提案し、本町の子ども達は冬休みを利用し津野町の小学生になり、反対に夏休みは津野町の子ども達が訓子府町の小学生になる異文化体験交流入学です。
 それぞれの子ども達は卒業式などで小学生時代の最大の思い出は「津野町での生活」と誇らしげに主張してくれます。
 今度は池田津野町長の「平成24年度から10年間、職員の派遣交流」の提案がなされ、その締結式が行われた。「地方分権の時代にふさわしく住民の期待に応える職員の養成」「津野町と訓子府町の交流の懸け橋」等々の確認がなされ、両町長による締結書へのサインとがっちり握手を交わさせていただいた。
 人選や経費など具体的にはこれから詰めることになるものの両町とも期待と不安が交差する中で来春から職員相互の派遣交流がスタートします。
人事調印

姉妹町締結10周年記念講演
   「訓子府町入植の歴史」を終えて

 津野町は、幕末、天誅組を組織し、坂本龍馬に影響を与えた吉村虎太郎生誕の地。そこでの講演は気が重かったものの、開拓者の生活や、私どもの祖先のことを知ってもらいたく、また、開拓115年の節目でもあり、お話させていただいた。
 参加した100名ほどの皆さんは、高齢者教室の方、町議会議員、農業委員さらに訓子府町に来られた方々である。あらかじめ準備したパワーポイントを写しながら、高洋丸の模型などを使い説明させていただいた。
 坂本龍馬から北光社社長 坂本直寛、さらに山岳画家・坂本直行が北海道開拓に寄せた想い。日本海航行の苦難、さらにオロムシ地区に入植した13戸45名の生活云々を事実に基づいて、講演は約1時間半にも及んだ。
 終了後、質問の挙手があり、「感動した」「ぜひ訓子府に行ってみたい」の感想である。
 あらためて「ぜひ北の大地へお越しいただきたい」とお礼を述べ、冷や汗と脂汗続きの講師の役割を終えさせていただいた。
町長講演