道議会議員による降雹被害調査

町長室

町民のみなさまへ

町長の顔

2011年6月29日(水)

  北海道議会議員農政委員会による降雹被害調査

 6月20日の正午、JAきたみらい本所へ北海道議会議員13名と北海道農政部長、北海道オホーツク総合振興局長他関係職員が参集し、美幌町、大空町に引き続き、北見市と訓子府町の被害調査(市町長他関係機関代表から聞き取りと現地調査)が行われた。
 小松農政委員長の求めにより、私は次のとおり発言をさせていただいた。「雹は雹だけが降るのではなく大雨とともに一定区域にしかも集中的やってくる。畑の表面を滝のような雨が降り、さらに鉄砲玉のような雹が生長途中の玉ねぎの茎をへし折り、ビートやジャガイモの葉に穴をあける。玉ねぎを中心に折れた茎から病気が発生し、結果として廃耕に追い込まれる」「だから従来の資金対応、利子補給や緑肥の種子代補助にとどまらず、暗渠等の農業基盤整備を確実に実行していただきたい」「共済制度と資金繰りの時間差への援助も急がれる」と主張した。
 地元選出の高橋文明道議から「町長さん、小河川の氾濫はないのか。地元でどのように対応しているのか」と質問があり「小河川は処理しきれなく泥流が田畑を埋め尽くす。今回も太田川をはじめとする河川が氾濫した。これらは町や地域で協力し合って復旧に対応している」「治山事業でもなくこうした実態への支援が急務」と主張した。
 懇談会終了後ただちに現地におもむき、訓子府町柏丘、奥村良治さんの玉ねぎ畑で駆け付けた大勢の生産者から直接被害について話し合いが行われ、現地調査は終了した。深夜に玉ねぎ畑をトラクターでつぶす廃耕が行われ、異様な玉ねぎのにおいと共に農家の人たちの無念の叫びが聞こえてくるようでならない。

 

 


----------------------------------------













夜間町長室の日程など

平成23年度第1回目の夜間町長室開放は、5月11日水曜日18時30分から実施します。
申し込み、問い合わせは総務課広報広聴係 電話47-2112までお願いします。